宅建試験の合格者がやっている勉強の管理方法
宅建試験は10人に1〜2人しか合格できない試験です。
他の受験生と同じようなことをしていては合格できません。
ここでは宅建の合格者がやっている勉強の管理方法をまとめます。
勉強を「時間で管理」は間違い
「1日○時間勉強する」
9割以上の宅建試験受験者が行う勉強の管理方法です。
つまり時間で管理しているわけですが、時間という管理しやすいメリットがある反面、デメリットが多く存在します。
時間で管理のメリット
- 予定が立てやすい
今日は○時から○時まで勉強するといったことが可能。 - 義務教育のときから慣れ親しんでいる
時間割で管理されていることに慣れています。
ここには宅建試験を勝ち抜くための戦略はありません。
とどのつまりは「今までやってきたから」、「みんなやっているから」この方法を取っています。
また、以下のようなデメリットが内在します。
時間で管理のデメリット
- スマホ時間、トイレ休憩なども勉強時間に加算される
「時間さえ経過すれば今日の勉強は終わり!」になってしまいます。勉強している時間の中で集中している時間の方が短い人も多いでしょう。 - 毎日の進捗が一定ではない
「試験までの道が真っ暗だ」と例える方がいます。
宅建本試験(ゴール)までにやるべきことが見えないから、合格までの道のりが見えないのです。
ゴールから逆算したものを日々こなすためには今日1日の中でやるべきことが決まっていなければなりません。毎日の進捗がブレていてはゴールまで届かない可能性が大きくなります。 - 達成感がない
ダラダラしていても終わりが来るため、達成感もなくモチベーションも上がりません。勉強期間に最重要といってもいい「モチベーション」に悪影響が出ます。
よくよく考えると、慣れ親しんだ時間の管理にはデメリットがあることが分かります。
これらを解決する管理方法でなければ宅建試験の実力者とは戦えません。
そこで、【ノルマで管理】をします。
合格者は「ノルマで管理」している
ノルマで管理とは、「今日はテキストを○ページ進める」、「過去問は○年分やる」という方法です。
学生、社会人、主婦などお忙しい方は週単位で管理がおすすめです。
ノルマで管理によると以下のようなメリットがあります。
ノルマで管理のメリット
- やるべきことがハッキリしている
ダラダラしていても何も進みません。今日のノルマを終わらせない限り眠れません。つまりやるべきことが明確に存在します。 - 可処分時間を増やすことができる
ノルマを達成すればその日の勉強は終わりです。趣味、休憩、プラスアルファの勉強に可処分時間を当てられます。 - 達成感がある
毎日にゴールがあるため達成感があります。終わりが見えるからこそモチベーションが保てます。
ノルマで管理であれば目的を持って日々の勉強に向き合えます。
「面倒くさい勉強」も機械的にこなせます。
メリットは非常に大きいでしょう。
ノルマで管理のデメリット
- ノルマが多すぎると終わらない
最初はどの程度のノルマが良いか肌で感じるための時間が必要です。ほんの少し負荷がかかる程度のノルマを探ることが重要です。 - 急用に対応しづらい
突然の予定でもノルマは鉄則です。しかし、それでいて体調を崩しては元も子もありません。次の日へ繰り越すなど工夫が必要になります。
ノルマで管理するデメリットは対応しやすいものなので、身構える必要はありません。
時間で管理するよりも勉強というジャンルに向いている管理方法といえます。
まとめ
勉強方法を工夫することで効率アップを図ることができます。
辛い勉強でも目の前のことをこなしていくことが合格への道のりとなるので、ノルマで管理の発想をして宅建試験に合格しましょう!